釣りの後は、美味いメシ!京都の釣り場を食べ歩くin蒲入漁港(京都・伊根)
釣りの話から始めますが、魚が良く釣れる時間は、一般的に朝マヅメと夕マヅメといわれております。
一応説明しておきますと
朝マヅメ(あさまづめ)
夜が明け、明るくなり始めた薄明りの頃の時間帯。魚が活性が高まる釣りのゴールデンタイム。
夕マヅメ(ゆうまづめ)
日没前後から暗くなるまでの時間。朝マズメと並んで釣りのゴールデンタイム。
この朝・夕の時間が、魚が活性化して釣りやすいタイミングなんです。
釣り人が早朝や夕方に釣り場に向かうのはこのためです。
我が家では、子どもと一緒に釣りにでかけることが多く、深夜に車で出発し、子どもは車で寝かせながら、早朝の朝マヅメを狙います。
朝4:00頃から陽が明るくなる6:00くらいまでに本気の釣り、その後は10:00くらいまで、のんびり釣りをする、そんな釣りを楽しんでいます。
でも・・・、やっぱり・・・、お腹すきますよね。
お昼前にはガッツリお腹すきますよね、ね!
しかも海岸線を横目に車を走らせ、早朝から魚を釣っていると、海・魚が脳にすり込まれ、どうしても美味い魚が食べたくなります。
釣った魚をその場で調理すればよいのですが、魚は釣れるは、火は使えるは、子どもにも安全だわ、なんて釣り場はなかなかないワケです。
そこで狙うは、子どもと一緒に家族で釣りを楽しめる釣り場。
かつ、その漁港のすぐそばで、海鮮料理をいたただけるお店がある釣り場なんですね。
まだまだ、そんな釣ってよし!食べてよし!の釣り場を探しつつの釣行なのですが、そんな中、見つけたおすすめのお店と漁港を紹介していきます。
今回は、京都・伊根の最北に位置する、蒲入漁港の漁港メシをご紹介します。
京都・伊根の釣り場、蒲入漁港に隣接する漁港メシ、その名もずばり『漁港めし』!
蒲入漁港の漁船が着く水揚げ場から、料理場まで約20メートル。
そこでできた料理をまた約20m運んでくれて水揚げ場近くのテーブルで、海を眺めて食す。
画像の見ての通り、右の建物で水揚げされた魚たちを、左の建物で調理してもらって、また右の建物の屋根の下で、海を見ながら食す。
以上、これが蒲入漁港の漁港めし。
どうですか。
これ。
これぞ本物の獲れたて。
もうこれだけでそそられますね。
改めていいます。
蒲入漁港に隣接している、いや蒲入漁港内にある、獲れたての海鮮を屋外の海の目の前でいただけるお店、そのお店を『漁港めし』といいます。
もうバレていそうですが、この日記タイトルのネタ元でもあります(笑)。
京都・伊根の釣り場、蒲入漁港の『漁港めし』のメニューについて
ここ漁港めしでは、2,000円のランチのみです。
おしながき一例ですが
・旬のお刺身
・焼き魚
・煮付け
・海藻
・和え物
・さざえ
・天婦羅
・漁師汁
・ごはん(丹後コシヒカリ)
メニューや調理してくれる魚は、季節によって変更しますよ。
画像を見ての通り、なっかなかのボリュームです。
初めて『漁港めし』をいただいたとき、水揚げ場からスグの施設で調理され、伊根・蒲入の海を眺めながら食事ができる環境に、感動しました。
まず、美味い!
そして、量が多い!
これは量が多いから良い、少ないから悪い、という意味ではなく、海の幸を刺身・揚げ物・煮物・焼きものなど、ふんだんに料理されており、大満足だったんです。
モトがとれていないのでは?
と変に勘ぐったりするくらいの、これでもかっていうボリュームでした。
その潔さとあんまり採算を考えない感じ(そんなことはもちろんないと思いますが、そう思わせるくらいに)で、とにかく新鮮な海の幸をだしてくれる点が、さらに、海の間近で絶品料理をいただけるという環境に非常に感動しました。
京都・伊根の釣り場、蒲入漁港の『漁港めし』の注文の仕方
『漁港めし』のランチの注文は、一択です。
2,000円のランチのみ。
その他、飲み物やアルコールは少し用意されていたと思います。
まず到着したら、看板すぐ奥の事務所(写真の建物)でお金を支払います。
この事務所の出入りは自由ですが、開店の11:00には行列ができており、11:00になるとカウンターで順番に予約確認と支払いを済ませて、引換番号券をもらいます。
その後、海の前のテーブルについていきます。テーブルはたくさん用意されており、自分の好きなところに座れます。
するとランチが運ばれてくる、という流れです。
お茶も用意されておりセルフサービスとなります。
ちなみに食後の片づけもセルフサービスとなります。
京都・伊根の釣り場、蒲入漁港の『漁港めし』の基本情報と予約について
基本情報
・営業期間 4月下旬~10月(2019年度は2019年4月13日(土)~2019年10月7日(月))※年度によって開催期間が異なると思われます。事前にご確認ください。
・営業時間 11:00~14:00(ラストオーダーは13:30)
・営業日 上記期間中の、 土曜・日曜・月曜日・祝日のみ営業しています。但し、平日は団体20名以上に限り、事前予約にて相談可能です。悪天候の場合は臨時休業の為、お断わりする場合がございます。
・休業日 火・水・木・金曜日 及び5月1日、8月1日~8月16日の間、
・料 金 2,000円(税込)/お一人さま
・予 約 要予約(土・日・祝日での団体申込みは20名まで)
・食事席 屋外の魚荷捌き所(屋根あり)に設置した会議用テーブルで食事できます。最大で約100席あります。
・駐車場 あり
・トイレ あり
・喫 煙 食事席は全面禁煙(所定の場所で喫煙は可能です)
・ペット 同伴可能(他のお客さまのご迷惑にならないようお気をつけください)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に必ずお電話にてご確認ください。
予約について
基本的には事前に電話予約が必要です。
ただし、私は一人釣行の際、10:00頃に蒲入漁港について、予約なしで一人分食べれるか相談したところ、「お一人でしたら大丈夫ですよ!」と快くお食事させていただいた経験があります。
おそらく多少の当日客分くらいは余裕を見ていただけていて、その当日予約一番手だったからかもしれません。
その日、声をかけたのは漁港の男!でした。
ちょっと力強そうで見た目もいかつく、恐る恐る声をかけたのですが、それがそれが、素晴らしい対応でした。
そのギャップにもやられました。
「お一人ですか~、駐車場はこの奥です~、停めたらこっちのカウンターまで来てください、●●さんですね~、伝えときますんで~」と。
やっぱり、人と人ですね。
このやりとりだけで美味しさ20%UPです。
その他
その他、団体予約人数や悪天候時の休業可否など、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
アクセス
運営会社
漁港めしは蒲入水産有限会社(以下、蒲入水産と省略しますね)が運営しています。
この蒲入水産は、蒲入という地元に住む人たちが出資して作った会社のようです。
定置網漁や水産加工、土産の販売、飲食店を経営しています。
蒲入水産有限会社は地区民全員が出資者であり、村ぐるみで定置網事業、水産加工事業に取り組んでいる漁民会社です。平成16年に漁業協同組合の合併にあたり、村の財産である定置網を残すために有限会社として新しく誕生しました。蒲入水産は漁業権の管理など村人の権利保護と住民自治による資源管理・環境保全などを実行していく会社です。また、定置網漁業2ヶ統、水産加工品製造販売、食事提供(漁港めし)、イベント販売、通信販売などの事業展開をしています。
漁港メシも楽しめる京都・伊根の蒲入漁港ってどんな釣り場?
京都北部丹後エリアの伊根町、その伊根町の最北に位置する漁港です。
釣り場としては非常に広い漁港ですが、写真の通り左側(北側)の赤い灯台のある波止がメインの釣り場となります。
この赤い灯台付近は内海でも相当深くなっています。
内海は波も穏やかで、かつ水深もあるため、子どもたちもサビキ釣りや胴付き仕掛けで、たくさんの魚種を狙えます。
そんなに難しい仕掛けでなく、ただ落とすだけで、高級魚アコウを釣ることもできます。
アコウは小さい個体でも、ヒキが非常に強いので、子どもたちも釣りの楽しみを体験してもらえると思います。
ちなみ小さい個体は、海に返してあげましょう。
世の中的には、特に決まりはないのですが、我が家では、小さい個体は海に返す、30cmを超える個体、またはハリのかかりが悪く、海に返しても生存が難しい場合は、家に持ち帰り美味しくいただく、というルールを定めています。
外洋は当然、水深もあり、外洋に面していることから、ショアジギングで大物を狙えます。
オトナの方、中高生の子どもたちなんかは、こちらでも十分釣りを楽しめると思います。
「漁港メシ」の建物の奥、赤い灯台のある波止のつけ根付近が駐車場になっております。
こちらの絶品ランチをいただける以外にも、トイレがあったり、駐車場があったり、自動販売機もあったりと、子どもと一緒に家族で釣りを楽しむことができる、京都、そして伊根の優良釣りスポットです!
地元海鮮グルメや釣りを楽しむのにオススメですよ。
